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かつてオタクだった一女子の、魂の渇きと新たなパッションを求める葛藤の日々を綴った日記。

2025

0616
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2007

0422
久々に余韻を感じる夢を見た。
全部の内容は覚えてないけど、ストーリー仕立てでちょっと切ない夢だ。
しかも主演はなぜか菅野美穂ちゃん。
私は時にはそれを映画を見るように、時にはそばにいる登場人物になってずっと見ているのだけれども・・・。

夢って一種の疑似体験のようなもので、怖い夢を見ると(後にあって冷静に考えればそんなに怖い内容ではなくても)目が覚めたときは心臓がバクバクいっているし、思春期のころなんて当時はまってた恋する芸能人(笑)が出てくるとそのときめきはしばらく続いた。

私の場合、怖い夢の余韻は朝になるとなくなっているが、切ない物語やときめくような余韻は数日間続いたりする。
その余韻が残っているときは普段より感受性が強くなるらしく、現実で音楽をきいても風景をみても、なんだかそこはかとない切ないときめきを感じるのだ。

この感覚は10代から20代前半の思春期のころの(いわゆる私がオタクやってたときの)、漫画や本を読んだり、映画を見たり、音楽を聴いたりしたときの深い感動や感覚を揺さぶられたときの、あの感じによく似ている。
いわゆる「浸る」という行為だ。
当時の私は、大きく感情を揺さぶられた対象物(漫画や音楽)に「浸」り、「はまる」のだが、あの強い「浸る」感情は、社会に出てオタクっ気がぬけていくと同時に感じることが少なくなっていった(いや、浸る感覚がなくなっていったから脱オタクしてしまったのかもしれない)。
それ以来映画や本、漫画を見て「おもしろい!」と感じることはあっても、昔のように、24時間四六時中その世界にどっぷりつかるというようなはまり方をすることはなくなり、「感性が乏しくなったなあ」と、肩をがっくり落としもした。

思春期のときの「感受性の強さ」ってすごいんだな、とあらためてしみじみ。
そしてのその「感受性の強さ」を大人になっても持ち続けられる人は、時に「プロフェッショナル」になり、時に「現役オタク」のまま趣味を楽しむことができるのかもしれない。

残念ながら私は、当時の「感受性」はどこかに置いてきてしまったみたいだけど、こうやってたまーに見る「強く余韻の残る夢」のおかげでその感覚を思い出すことができるのであっ.た。
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