忍者ブログ
かつてオタクだった一女子の、魂の渇きと新たなパッションを求める葛藤の日々を綴った日記。

2025

0617
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007

0415

一ヶ月以上も前に観たのですが、いまさらですが「さくらん」感想です。

s326308view001.jpg











以下ネタばれ





蜷川実花の映像世界は実に綺麗ですね。
女性受けする毒々しさが本当に美しいです。

この映画、感想を簡単にいうのなら「よい意味でイメージどおり、悪い意味で意外性がない」でしょうか。

蜷川実花の映像、椎名林檎の音楽、土屋アンナの演技、すべてうまく調和されていて、でも「観る前から思っていたとおり」なんですね。
原作の漫画は面白いですし私は好きなのですが、いかんせん映画を観ていても情報が自動的に頭の中で補足されてしまって、純粋に映画として面白いかどうか、と聞かれると正直「わからない」のです。

原作の物語を多少アレンジして時間内に収めているのはうまいと思います。

それから土屋アンナは綺麗なのですが、やはり演技力に定評のある菅野美穂や木村佳乃と並ぶと「演じる」上での女優としてのオーラは負けてしまい、見劣りするように感じます。
二人のほうが演技に凄みも華もあるというか。(まあこれはキャリアの差もあるし仕方ないのですが)

個人的に好きなシーンは菅野ちゃん演じる粧ひのおいらん道中シーン。
おそろしく菅野ちゃんが美しい!!!!!
怜悧さと妖艶さを見事に現していて、見ていて鳥肌がたちました。

s326308view014.jpg











それから土屋アンナ演じるきよ葉が惣次郎を想い川縁で泣くところ。
きよ葉の切なさややるせなさなど、いろんな感情が伝わってきました。
このシーンのアンナの泣き顔はとても良かったです。

そんなわけで今回は10点満点中

☆☆☆☆☆☆☆(7点)です。

しかしこれもマリー・アントワネットと一緒で、映像美と音楽を評価する部分が大きいです。
それがなければ星5個だろうなあ。

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Font:
Mail:
URL:
Comment:
Pass: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新コメント
[01/11 Donny Dalton]
[01/10 April Clarke]
[10/14 usagidon]
[10/13 710ダイエット]
[07/20 チュチュ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
うさぎどん
性別:
女性
職業:
OL
趣味:
食べること、友達とおしゃべりすること、着飾ること
自己紹介:
オタクにも純粋なる一般人にも属せない、なんとも中途半端な自分の位置づけに苦しむ花のOL(笑)。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
お天気情報
忍者ブログ [PR]
* Template by TMP